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●神無月、神在月(01.10.1)

 10月の古い呼び名は神無月といいます。旧暦10月は、全国の神様が会議をするために出雲に集まるため日本中から神様がいなくなってしまいます。そこで、「神のいない月」といして神無月と名づけられました。
 しかし、神様が集まってくる出雲だけは、神様が留守どころか大勢いるわけで神在月とよばれます。

 では、神様たちはどんなふうに会議をするのでしょうか。
この会議は、2回に分けて行われるといわれています。まず出雲大社で旧暦10月の11日から17日までの間ひらかれ、次に佐太神社に移動して旧暦10月26日まで会議の続きを行います。
 実際に出雲大社と佐太神社では、その期間に神在祭が行われます。

 出雲大社には大国主神がまつられています。大国主神は、だいこく様という名前でも親しまれています。大国主神は日本国土を作った神で、自分の息子や娘を各地において管理させました。
 子どもたちは年に1度出雲にもどってきて、父である大国主神に1年の報告をし、来年の予定をお互いに打ち合わせをします。のちには、大国主神系以外の神たちも、いっしょに出雲に来るようになりました。

 大国主神は日本を作ると、やがて天照大神にその権力をゆずります。天照大神は太陽の神であり、日本の神様のなかで最高の地位をしめるようになりました。そして、物質的なものごとについては天照大神とその子孫が管理するようになりました。
 すると大国主神は、精神的な世界を支配するようになります。とくに人間の運命を決める結婚については、大国主神とその子孫たちによって話し合われるようになりました。これが、出雲で行われる10月の会議なのです。
 誰と誰がどこでどんなふうに出会うのか、すべて神が決めたことだと昔の人は考えていたのですね。ですから遠く離れた所に住む二人が知り合って結婚するようなケースは、この会議の結果生まれたカップルなのかもしれません。
 将来のあなたの結婚相手は、どこにいるのでしょうかね?(^^)

(中学生対象web原稿よりリトル)



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