W杯観戦への道(まとめ編)
つらつらと思いつきで感想など。
●Yahoo掲示板のトビック
インターネットによる「ウィル・コール・セールス(Will Call Sales)」でのチケット入手については、Yahoo掲示板の情報は無くてはならないものでした。
「画面から先に進むには」「ここでエラーが出たが、予約できたか?」「本当に必要な入力情報は?」「問い合わせはどこがよい?」等から、「制限時間の解除方法」「地図画面の更新方法」等の裏技などなど、本当にRPGゲームで最終画面を見るための情報を交換しているような雰囲気が漂っていました。
※この裏技について、不正入手のような誤解を招く表現の報道がなされたため、これについて抗議する解説ページを別に設けました。
もっともこれらの情報を活かすというよりも、本当は明け方などに、「がんばってますか〜?」「メロン(注)まだだね〜」などというたわいもない書き込みで、眠い中の励まし合い・暇つぶしなどの要素が多分に楽しかったのですけどね。
自分としてはもう少し書き込みに参加しても良かったかな、と思ってます。
※注)ちなみに各試合の販売可能の緑のマーク
のことを、掲示板上では「メロン」と呼ぶようになり、このマークが出ることを「メロンが出荷」と表現していた(^^;
実際のところ、どの掲示板でもありがちな「あらし」と呼ばれる人々(例えばデマ情報、ダフ行為に近いチケット売買、チケットがとれない人をけなす、等など)が登場し、また裏技にとどまらず、インターネット・エクスプローラを利用した自動ツールの可否などで激論にもなり、一時、殺伐とした雰囲気も漂いました。しかし不思議なことにこのトビックでは、非常に多くの「定価で、ごく普通の手続きで、純粋にチケットを入手したい人達」がこれらを徐々に圧倒していくのでした。そして準決勝・決勝あたりからは、想い出モードにひたる発言が増え、決勝が終わった後も感謝の声が書かれるという、最近では珍しくとても機能した掲示板だったと思います。
恐らく(私も含めて)、今年のW杯の想い出の一つとして心に残っている人も、多いことでしょう。何しろこの掲示板に見知らぬ友がいたからこそ、この世界の祭典に参加できたのですから。
●JAWOCの不手際
さてJAWOCのチケット販売についても一言。
報道により、バイロムの不手際が際立ちましたが、JAWOCの対応もとてもほめられたものではありません。サポーターがチケットを欲しているというその熱意の強さを把握することができず、第一次販売、第二次販売と不手際を繰り返してきました。
少なくとも彼らのチケット販売の感覚は、主催者側として「多くのサポーターに見てもらいたい」というものではなく、申し込み用紙が不足しても、電話回線が少なくても、割り当てられたチケットを完売さえすればそれでよい、という、まるでチケット代理店のように感じられました(前編参照)。その点では(チケット販売に関しては)バイロムと同罪でしょう。
●ウィル・コール・セールス(Will Call Sales)について
多くの不手際で非難されるべきバイロム社ですが、この販売方式については一概にはなんとも言えません。少なくとも、JAWOCが打ち出した販売方法だけだったら、私は歴史的一戦のチケットを入手することはできなかったでしょう。
このネット販売の特徴は、発売開始時期が公表されない、ネットへのアクセス制限でふるいにかける、という二重の偶然性により、ある程度公平なチケット配分ができていた気がするのです。
ものの十数分で売り切れ、さらにその大半がチケット代行業者によって買われてしまったJAWOCの追加電話販売などよりも、ずっと個人で買える可能性が高かったように思えます。実際には多少のネットワーク知識に長けた者が得をしたり、購入可能なカードの種類が2種類しかない、などの不公平な状況もあり、また実際にはいわゆる業者がおさえてしまったケースもあったのかもしれませんが、今後のチケット販売方法として、なにか考えさせられるところがあったような気がしてなりません。
JAWOCにも多くいたという噂の「ぴあ」の関係者なんか、果たしてどう思われたのか、率直に聞いてみたい気がします。
そんなこんなで、ごくごく普通の方法で挑んだ怪鳥とリトルの「W杯チケット奪取」は、2戦分計6枚のチケット奪取という結果に終わりました。少なくとも抽選運がない怪鳥としては、一般市民でも「これくらい見られた可能性はあったんじゃないかな?」という結果を示せたのではないかと思うのですが、いかがだったでしょうか。
ということで、こんな戯言におつきあい頂き、ありがとうございました。あとは、実際の観戦記を(リトルにでも)まとめてもらおうと思ってますので、ぜひその際はまたお寄り下さいませ。
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