御柱祭 報告

5月11日 下社里曳き 3日目(建御柱) 

 1カ月以上に渡った御柱祭も、いよいよ最終日。春宮で一本の建御柱と、秋宮で四本の建御柱が行われました。リトルと怪鳥は、上諏訪地区が担当し、最も太くて長い「秋宮一」の建御柱を見ました。




「建御柱」に先駆けて、まず神事が行われました。
お塩がまかれて清められているようです。



続いて「冠落とし」へと入ります。
まず神官の方によって、斧が入りました。



その後は交代で斧が入れられ、削られていきます。
最終的には三面で尖った形になります。



だいぶ削られてきたところ。
近年は半分くらいまでは斧で削り、残り半分はチェーンソーで削っているそうです。



削られた木片は、周囲にまかれます。
拾ってお守りなどにするのです。



よそ見していた怪鳥の左手を、木片が直撃しました。
慌てて振り返り足で押さえて、リトルに拾わせました。これは、かなり大きいものでした。
(左手の甲の傷が、このときにできたもの)。
なんか御利益があるかな〜。



ワイヤーで少し持ち上げられた御柱。



この状態で、綱をつけて準備されます。



建御柱にあたり、諏訪市長から挨拶。




「ヨイトーマケー」と唄われながら「シャチ」が回され、ワイヤーが巻き取られます。
シャチは二つあり、これは奥の方のシャチです。



てっぺん乗りの人を先頭に、柱の上に乗ります。
最初は全員、柱に立ったままです。



徐々に持ち上げられていく御柱。




今回ワイヤーは2系統あり、一つは手前の補助の柱に付けられて、柱を起こすのに使われてました。
画像は補助の柱の高さまで持ち上がり、このワイヤーが外されたところです。


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