御柱祭 報告

5月4日 上社里曳き 2日目暫定(前宮建御柱) 

昨日のうちに境内まで引きつけた上社前宮の「建御柱(たておんばしら)」を行います。
私たちは、友人の牧島さんの家におじゃまして、二階ベランダから眺めました。牧島さんの家は、前宮のすぐ前にあるのです。




お向かいの屋根の上に、「前宮一」の御柱の先端が見えてきたところ。



徐々に傾きが急になっていきます。おんべを振る手にも、力が入ります。



人を鈴なりの乗せたまま、建っていきます。



右側のやぐらに滑車がついていて、下向きにロープが曳かれていきます。
やぐらとほぼ同じ角度になってきました。



無事に垂直となり、銀紙の吹雪が舞っているところ。



御幣(ごへい)が柱の先端に取り付けられます。



垂れ幕が下げられました。「氏子の皆様ありがとうございました。世界に輝け諏訪大社御柱祭」





この後は、めいめい綱を伝って降りていきます。



正面から見たところ。
まだ綱の取り外し作業が続いています。



無事建てられた御柱の根元。



こちらは「前宮二」の建御柱。玉川・豊平という氏子の多い地域のため、とても賑やかです。



御幣が付けられます。この御幣は、次の御柱祭まで先頭を飾るため、しっかりと釘で打ち付けられます。この作業に随分てこずってました。




無事終わり、垂れ幕、くす玉、紙テープなどが賑やかになびきます。



やや正面から見たところです。



こちらは「前宮四」の「冠落とし」。
手前で群がってる人の足下あたりに柱が横たわってます。この先端部を斧で三角に尖らせることを「冠落とし」と言います(画面中央やや左に斧が見えるのがわかるでしょうか)。


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