
引き上げる側の岸辺に待機します。ここではまだ「見物人」状態で、間近からみるだけです。でも、はっぴを着ていない他の見物人は、警備の係によってどんどんエリアから出されていました。(曳き子は関係者として、一番近くで見ることもできますネ)

いよいよ曳き子になって、綱をひきます。(画面が傾いているのは、デジタルビデオを持ちながら曳く怪鳥の手が動くから)

周りの人と一緒に、力を合わせてひきあげます。かなり、先頭のめどでこが見えてきました。

すっかりひきあがり、御柱はぜんぶ土手の上まできました。やった!

そのまま、川越しの100mほどさきにある「御柱祭屋敷」まで曳きつけます。
「御柱祭屋敷(おんばしらやしき)」とは、山出しを終えた御柱を5月の里曳きまで安置させる場所です。

「よいしょっ! よいしょっ!」の声に合わせて、無事曳きつけられました。

木遣り(きやり)隊がおんべをふって、無事の曳行を感謝します。

ラッパ隊も、そろって高らかに鳴ります。

御柱祭屋敷はこんな場所です。まわりには田んや民家があります。

その民家の庭には「ご自由にお使いお風呂」がありました!

「御柱屋敷」に横たわる御柱とともに。

上社特有のめどでこは、こんな大きな穴(右)にさしてあったのです。約30p四方。
ちなみに、左の穴は元綱用です。

御柱祭屋敷の近くでは「御柱祭テレホンカード」も売っていました。