●長野オリンピック冬季競技大会開会まであと1年のおはなし(97.2.7)

 新聞などでも報道されたように、長野オリンピック冬季競技大会まであとちょうど1年になりました。(1998年2月7日から22日までの16日間)

 リトルの実家がある諏訪は長野県の中でも「南信地方」と呼ばれ、長野市のある「北信地方」とはけっこう離れています。招致運動の時も私の周りは皆、ピンときていないような印象でした。(開催は1市2町2村)
 でも結婚して信州を離れたことによって、「同じ長野県のニュース」として前より少しは関心が高まったように思います。

 そんなわけで、今日発売された記念切手も買ってみました。寄付金付きで2種連刷のこの切手、一つは「エンブレムと競技」もう一つは「スノーレッツ」です。
 エンブレムは花弁のように見える部分が競技する選手のフォルムであり、5色の全体で「花」や「雪の結晶」を表現しています。これは個人的にも、優秀なデザインだと思っていました。そのエンブレム下の紫帯の部分には競技のシルエットが描かれています。
 スノーレッツはちょっと個性的なキャラクターです。「森の智恵者」ふくろうをモチーフにしており、名前の由来は「雪(SNOW)」と「一緒にしよう(LET'S)」と「ふくろうの子供たち(OWLETS)」からだそうです。

 開会式の演出についてはニュースで聞いた人も多いと思いますが、いろいろ紹介されたなかで私の印象に残ったのは「御柱祭(おんばしら)」と「小澤征爾の第九」です。
 98年は私たち諏訪人にとって、もしかしたらオリンピックよりも御柱祭の方がずっと重大行事なのです。それが世界に紹介されるのはちょっと感慨で、少しうれしい気もします。
 また小澤征爾氏は、毎年松本で行われているサイトウ・キネン・フェスティバルの音楽監督であり、世界的にも有名なマエストロです。氏の指揮による第九交響曲は、ファンの私にはやっぱりうれしいです。

 こんなところが、元 長野県民・諏訪市民・タウン誌編集スタッフ リトルの感想です。他県の人はどの程度の関心なんでしょうかね。

 【おまけ】公式メッセージソングは、さだまさし『Dream 〜愛を忘れない〜』です。彼も諏訪市民ですネ。



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