●諏訪湖の全面結氷のおはなし



 
凍った諏訪湖とその上を飛ぶ白鳥

 リトルの出身地である長野県。その中央部に位置する諏訪湖は、冬になると寒さのため、凍ることがあります。特に、1月から2月の厳寒期には湖面が全面結氷し、膨張を繰り返し「御神渡り」(おみわたり)と呼ばれる氷の山脈(高さ1メートルくらい)ができます。
 今年は(2月19日現在)残念ながら、御神渡りはできていません。しかし、幾度か訪れた寒波により、3シーズンぶりの全面結氷を見せました。湖の中央部や温泉のそそぎ込む辺りは薄くなっており、とても氷の上に乗ることはできませんが、凍てついた湖面というのはふだんと違った風情があります。
 岡谷側ではこの季節、白鳥が越冬にきます。保護会の人たちと共に餌を与えたりして、美しい姿を近くでみることができます。悠々と湖上を飛ぶ白鳥は、気品がありとても優雅ですよ。

御神渡りの説明はこちら (今年、屈斜路湖で見られた御神渡り情報もあります)



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