●たばこと塩の博物館「刻みたばこの歴史」(実演と展示)(97.6.10)

 渋谷取材の帰り道で入ったたばこと塩の博物館で、ちょうど「刻みたばこの歴史」というイベントを行っていました。
 これは1年に1度しか行わないもので、ふだんは墨田区にあるJT東京工場でやっている刻みたばこ製作の手作業を実際に見せてくれるのです。

 たばこを刻む機械は、明治37年に酒井太郎吉氏が開発したもので「酒井式刻み機」と呼ばれています。現在使っている機械は20年前に復元したもので、使用しているのはこれ1台だけだそうです。

 

 10gずつ計り、専用の箱に詰めてできあがります。

 こうしてできあがったのが、「小粋(こいき)」という刻みたばこになり、キセルですいます。300円で販売していたので、記念にリトルも買ってきました。でも、誰もすう人がいないんだけどネ。

 このイベントは6月15日(日)まで開催しています。近くへ行く機会があったら、実演を見るのもおもしろいですよ。たばこを刻むところなんて、そう簡単にはみられませんからね。




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