| リトルと怪鳥のエジプト旅行記・古代エジプトと天文 |
ところで先ほど「星」言った形だが、これは現在一般的に広まっている五芒星で、厳密に見ると一つの点から五つの線が延びた「大」の字に似ている。
現地ツアーガイドで遺跡解説もしてくれたエジプト人によると「これは人間が手足を広げた形で、人は死ぬと空に行って星になる。だから星はこの形だ」と言う。
この五芒星は複数の王墓に描かれていている以外に、生者の世界であるナイル川東岸の「カルナック神殿」や「ルクソール神殿」の天井にも描かれていた。今ではポピュラーな五芒星も古代にはとても珍しく、エジプト以外では見られないそうだ。
※画像はカルナック神殿の天井

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