御柱祭 報告

5月9日 下社里曳き 1日目暫定(春宮境内木落とし) 

 春宮まで曳きつけたら御柱祭街道から境内まで、小さな規模の木落としをします。長さは約40mと短いですが、角度は30度くらいとりかなり急です。おまけに、狭い林の間を落ちるので、山出しの気落としとはまた別のおもしろさがあります。




先頭の旗衆が坂を下り始めました。(目指す方向は画面の右方向)



私たちも綱を持って坂を下り始めます。坂の下(画面中央)にはたくさんの人たちが小さく見えます。



怪鳥さんはビデオを回しながら降りますが、昨日の雨のせいで足元はけっこう滑ります(画面が斜めのはそのせい)。



やっと下まで降りてきて、上を見あげたところ。林の中であることがよくわかると思います。



「よーいてこしょっ!」白装束の元綱衆が力を合わせて、位置あわせをします。坂の上では御柱を90度回転させて、落とす準備をしているのです。



いよいよ落ちてきました! 御柱の頭には、大勢の乗り手がのっています。(提灯のむこう)



きれいに下まで落ちてきました。



どんどん乗り手が群がってもみくちゃになっています。花乗り(先頭の人)は「御柱」と書いた提灯を持っています。



無事、下まで降りてきて「バンザイ!」をしているところ。ライトの左側で、花乗りが両手を上げているのがわかりますか。



そのころ、木落とし坂の左側では「春宮一の柱」の建御柱が完成。垂れ幕もおりて、華やかです。



今日の最終目的場「下馬橋」まで曳きつけたところ。辺りはすっかり暗くなってしまいましたが、みんな元気です。(画面の右上に写っているのが下馬橋)



柱はここで一晩泊まります。「秋宮一の柱」は、明日私たちが曳くもの。下社のメインの柱で一番太いのです。


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