まず、引き綱を持った人が泳いで川を渡ります。
このときはまだ細い綱で、その先に太い綱がつながれ、やがて元綱になるのです。
続いて幡衆が渡ります。
ついでにラッパ隊まで川を渡ってしまいました。泳ぎながらラッパを吹いて、観客から歓声を浴びてました。
酔って川の中に入り、警官に取り押さえられたおじさん。
御柱にめどでこを取り付ける間、こんなことも起こってました。
そしていよいよ「めどでこ」をつけた「本宮二」の御柱が土手にさしかかりました。
(二本の角のようなめどでこは、川越しの前に細い道を通るためにはずされています。川のふちに到着したときに、とりつけるのです)
めどでこから張られた綱でバランスをとりながら、徐々に前にだし元綱も引かれ、ゆっくりと傾いていきます。
御柱の先頭が川面に入ったところ。このとき、先頭に乗ってる氏子は、川の中に頭まで浸かってしまい、結構危険です。
後ろ側まで川に落ち、川面を滑るように渡ります。
この状態では御柱が浮いているので、わりとスムーズに泳ぐように渡っていきます。
御柱を引き上げるところ(我々は、反対岸に移動してます)。
実はこの御柱、土手に先頭がのめり込んでしまったせいか、左図のようになったまま30分も動かずにいました。
きっと土手の向こうにいる引き手は、何が起きてるかわからずに大変だったことと思います。
30分後、無事に引き上げられた御柱。
日もすっかり暮れて、真っ暗になってしまいました。観客も随分と減ってます。
(ちなみに夜7時でした)