「本宮一」という、一番大きくて立派な柱から、曳行(えいこう)されてきました。
上社の柱には、メドテコという角がついて、左右に振りながらバランスを取って曳きます。(前宮二)
先頭はその柱を曳く地区の幡衆(はたしゅう)です。
柱の直径は約1M、長さ16M、重さ1t。御柱(みはしら)に氏子が大勢のります。
せまい御柱祭街道は人であふれかえります。
1日目の最大の難所は、クランクのある「穴山の大曲り」。せまいカーブで長い御柱を曳くためには、タイミングと工夫が必要なのです。
木遣りのかん高い声にあわせて、ラッパ隊の音が高らかに響く。その音に勢いづいて、曳き手も力を合わせます。
子の神(ねのかみ)まで曳きよせると、今夜はここでお休みです。
一般の道路(御柱祭街道)のはじに寄せただけなので、車が横を通るとき危険がないように夜は光を点滅させます。ちょっと、派手な御柱祭(笑)。