●信州松本が舞台のドラマ「白線流し」のおはなし(96.2.28)



 1月からオンエアーされているドラマ「白線流し」は、ヒロインが天文部の高校生ということでときおり天文に関係するシーンが登場し、話題となっているようです。
 ご覧になった方も多いと思いますが、登場人物たちは長野県松本市に住んでいる設定で、ロケーションも実際に松本の各所を使って撮影しています。私が約1年半前まで仕事をしていたところであり、懐かしい風景があちこちに登場します。「あ、ここは○○の店だ〜」「上高地線は松本編集室のすぐ近くも通っていたんだよ」などと、ついロケ地あてクイズ(解説)をしてしまいます。
 住んでいるときも思っていましたが、やっぱり信州の自然は本当に美しくて素晴らしいですよね。こんな大好きな風景を、いつまでも大切にしたいです。

 天文の取り上げられ方としては、最近のドラマであまりないケースなので比較のしようがありませんが、ほどほどに親しみやすく使われているのではないでしょうか。まぁ、堅苦しくアラ捜しをせず「この機会にみんなが、星空に対して興味を持って見上げてくれたらいいなぁ」と思いますが、みなさんはどうでしょう?

 ちなみに、“白線流し”って何のことか知ってますか? 諏訪の父が言うには、ずっと昔にも長野県内を舞台に「白線流し」というドラマが作られたそうです。
 白線のヒントは、オープニングにかすかに登場する、セーラーの白いスカーフ。昔のドラマでは、学生帽の白線だったようです。もちろん、メインテーマは”卒業”です。
 さぁ、今後どんなふうに展開していくでしょうかね。(本日2月29日第8回放送)

 ところで、主人公の七倉園子役を演じる酒井美紀ですが、私は彼女に電話インタビューを行ったことがあります。といっても約1年前のことですがネ。CDリリースのプロモーション時期に、レコード会社から依頼されて行ったものです。
 彼女の印象は・・・飾りっけのない素直な高校生、といったところです。まさか、こんなところ(松本舞台の天文関係ドラマ)で注目をするとは思ってもいませんでしたもの。



バックナンバー一覧に戻る