幸村三味線工房の幸村要(ゆきむら かなめ)さん。

・・・<皮張り作業の簡単な説明>・・・

 
▲機械に皮をはさんでのばしながら胴に貼る。 ▲専用のノリでふちを貼る。

 
▲よけいな分を切り取って仕上げる。 ▲左は犬の皮で作った上等なもの。右は合皮。

*ちょっと写真ではわかりにくいですが、実際は“犬の皮”と“合皮”では、仕上がりも手順もちがいます。昔は「三味線には猫の皮」でしたが、いまは犬の皮を使います。
三味線作りの材料である木も皮も、たいへん貴重なもので、現在は東南アジアからの輸入しか手に入らないそうです。

▼参考に猫の皮も見せてもらいました。