リトルと怪鳥の広島旅行記


2007/8/10(三日目)の様子


【広島市内に残る被爆跡】

広島市内にはあちこちにまだ被爆跡が残り、それぞれが小さな資料館となって平和を訴えていました。


爆心地から南東460mの位置にある袋町小学校平和資料館(館内は撮影禁止のため外観だけです)。近くにあった旧日本銀行広島支店(後ほど訪ねる)などのコンクリート建物のおかげで爆風が弱まり、コンクリート製の西校舎だけ形をとどめたそうです。そのため被爆直後から救護所になり、被爆者の消息を訪ねる「伝言」が書かれました。その筆跡の一部は今でも残っていて、当時の様子を生々しく伝えています。


こちらは爆心地から西410mmの位置にある本川小学校平和資料館。投下目標にされた相生橋のたもとにあり、「はだしのゲン」に登場する学校のモデルでもあります。被爆校舎の一部と地下室が残されて当時の学校の様子を伝えています。


入り口には、被爆50周年の節目に建立された原爆慰霊碑がありました。


内部の様子。これは焼けこげた配電盤。


爆風によって焼けた戸枠。


被爆当時の広島市内のパノラマ。平和記念資料館にかつて展示されていた模型が移築されたものです。この地下室にもゆがみがありました。


壁のあちこちに惨状の跡がありました。


さまざまな展示がありました。詳しくはこちらをご覧ください。

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