9泊13日!? フィンランド経由カナダ行き

その5


 翌日の昼間は、ホテルからインターネットに接続。いつも書き込むからけんさんのチャットに、さりげなく書き込み、日本にいるようなアリバイも作りつつ(^^;、昨晩は太陽風がおとなしかったこと、この昼に活発になり始めたことなどを調査。今晩は大丈夫かな?
 ちなみにお金がないので、昼間もオプショナルツアーにはいかず、歩いて近くの博物館などを見て回って過ごした。
(余談だが、この町はオイルサンド=砂に石油が混じった一種の油田の掘削の歴史の町である)


オイルサンド・ディスカバリーセンター
右はかつて砂を掘削していたシャベル


北東の空で出始めた頃のオーロラ
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 そして二晩目。歴史的瞬間は観測地への移動途中、バスの窓越しに始まった。北東の空にぼんやりとした光が出てきたなぁと思うと、どんどんと伸び始めた。あれ?と思ってる間に、どんどん北へと伸び出す。

「オーロラだ」。

 観測地に着くと、荷物を持ってそのまま芝生へ。北の空にカーテン状に広がる緑色の光。フィンランドから数えると7晩目にして、ようやくこいつに出会えたのであった。こうして無事、最終目的をクリア。

 オーロラ経験者なら、この程度では満足しないというようなアーチ状の変化のないオーロラも、私たちには新鮮でずーっと眺めていた。
 この日のオーロラはずっと出っ放しだったため、観測予定時間も延長されていたのだが、さて帰るというその時に東の空からオーロラが渦巻くように天頂に動き出す。「ブレイクアップ」という現象だ。現地ツアーのオーナー曰く「おばけオーロラ」というそのブツは、まさに湧いては消え、吹き出すように移動する、表現しがたい神秘的な光で埋めつくされた(エキストラ目標まで達成)。

 残念ながら、その最中にホテルへと戻ったのだけど。まぁフィンランドの天気を思えば、ブレイクアップが見られただけで幸せ(^^)ということで納得だったのだけど(と言いつつ、ホテルから30分程歩いて、国道脇の暗がりで明け方まで見ていた二人)。

 翌日は、リトルのホームページなどでオーロラを見にカナダにいるよ〜と打ち明け、極秘かん口令も無事解除。現地で現像したばかりの写真をデジカメで撮影して掲載し、驚いた方もいるのでは?


天頂に現れた放射状のオーロラ
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 三晩目も晴れて、今度は天頂に広がる放射状(コロナ状)のカラフルなオーロラを見、オーロラ明かりで地面がほんのり照らされるのも経験。最後は雲が出てきたものの、いい想い出ばかりのカナダオーロラツアーは幕を閉じる。

 寝る間もなくバス移動というのが格安ツアーの悲しいところだけど、移動中の明け方の空、窓越しにオーロラが見えてラッキー。
 さらにトランジットのバンクーバーでは、日本行きのJAL便の出発が大幅に遅れ、簡単な市内観光までできてしまうというおまけまで付いて、帰国の途につくのだった。


こうして9泊13日、フィンランド経由カナダ行き、28万円のツアーは終了したのだった。本当に貯金、もう無いっす(^^;。これからどうすんだぁ?

おわり

 オーロラ報告のページも合わせてご覧下さい。


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